TO4Z 関係パーツ ワンオフ製作.....
指先は悴み、手に取る物 すべて いつもの感触と違う.....
工具は 冷凍庫から取り出した食材のように冷たく、できる事なら 触りたくない。
気力が失せる寒さ..... 再び、真冬到来の大阪です。

私も山内も 早く帰りたいので、さっさと始めますね。(苦笑)
仕事の話です。
今日は、水色FDのタービン関係(作り物)の話でも。
TO4Zは、ボールベアリング方式であり、水冷タービンです。
競技用の場合、水冷式でも 水を回さず、空冷式?にする車両が多いのですが.....
今回は メーカーの指示どおり、水冷式にしました。
ホンマは タービンで加熱された水を戻すと、水温が上昇気味になるんで やりたくない。


これは、タービンのウォーターライン取り口を製作してる 画像です。
アールズを使い、フィッティング仕様にするか? 悩みましたが、
取廻しや メンテを考慮し、バンジョーボルト仕様に決定!

ところが、ネジピッチが M14 x 1.5P なので、適したバンジョーの在庫がない。
そこで 思いついたのは、FDの純正オイルラインは 確か M14のバンジョー式 やったぞ?と。
ビンゴ! 早速 在庫を探し、2セット用意!
画像の1個は 切断したバンジョーと、今から切断する もう1つの純正オイルラインです。
※ 短いパイプと90°のパイプは、溶接に用意した SUS304パイプ。


バンジョーに SUS304(10φ)パイプを溶接した 画像です。
結局、90°は 取廻しが複雑になるので、ストレートにしました。(苦笑)
ちゃんと ホース抜け止めも 施してるよ♪


鉄部分は 耐熱塗装。 完成した画像です。(IN側・OUT側 それぞれ 1個ずつ)
こういう小物パーツ製作は 溶接も難しく、面倒臭いけど.....
なんやかんや言いながら、私は結構 好きです!(笑)


見えにくいですが、水冷式(ウォーターライン)の取廻し画像です。 そして.....
私が 小物を作ってる間、山ちゃんは タービン遮熱板の製作。(端部は ビードローラー仕様)
インスタントコーヒーの瓶を使い、アルミ平板を じわじわ丸めて成形する技.....
昔は ヘタクソで 何回も作り直させたけど、今は山ちゃんの得意な仕事かな?(笑)


タービン遮熱板を仮付けしたので、私は オイルINレットラインの製作。
TO4Z専用の オリフィス入りバンジョーボルトセットを使う設定が 気に食わんけどね。
(インチサイズのネジピッチ&オリフィス入りバンジョーなんて、完全な専用設計やん!苦笑)

オーナーの希望で アールズ SUSフィッティングを使用します。
画像は 90°ホースエンドを かしめてるトコ。

薄暗い画像ですが、現車あわせの オイルINライン 製作完了!
各メーカー製キットの 無駄に長いホース&取廻しが 私は嫌いなので、
最低限の長さで製作する場合が多いですね。


タービン吊りステーも製作し、タービン関係パーツ取付け 完成♪

今日は ここまで。 じゃあね!
郷田レーシング・郷田
by yamagouda
| 2015-01-30 23:28
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