RX8 エンジン・第2弾 (検証)
ここんトコ、スッキリしない天候が続きますねぇ~。
普段から ジメジメしてる大阪やのに、輪をかけて蒸し暑いです! (汗)
あ~ぁ、秋が待ち遠しい.....
さてと、ネタ(前フリ)も無いので、仕事の話に入りますね。
今日は RX8です。
昨日、現れたのは..... 派手な エイト!
ある意味 「痛車」 ですね!(笑)
しかし、こう見ると エイトもカッコ良いなぁ~♪
画像は エンジンのナラシ&セッティングも終えた いっちゃんのエイト。
すでに プログレスオートのブログにUPされてましたが、
試作エンジンとしては まぁまぁの パワーが出たみたい。
と言っても、ダイナパックで 207PS。
シャーシーダイナモに換算すると 240PSってトコかな。
ターボの FD と比べれば ショボイ数値ですが.....
構造上 サイド排気の NA(ターボ無し) ですから。(苦笑)
その どーしよーもない欠点 「オーバーラップ・ゼロ」 のエンジン(13B-MSP) は、
「オーバーラップ命」 の郷田.R を 悩ませてくれましたねぇ~。(クソ!)
ただ、いつものように初物エンジンを 検証しながら手掛けるのが 私のやり方なので、
メーカー(MAZDA)の 思惑も 大体 探れましたわ。
セッティング後、早速 サーキットでシェイクダウン走行したそうです。
結果、このクソ暑い中、エアコンをかけたままの状態で ベストタイムを更新したらしい。
インプレッションを聞くと.....
「全域で 速くなってるけど、シートにへばりつくような 加速は無いですね!(笑) 」と。
そりゃそうやろ!
ターボじゃあるまいし、オーバーラップ ゼロのエンジンやで!(苦笑)
本日も 会員枠で走ったそうです。 そして.....
「また ベストタイムを更新しました!」 と、連絡がありました。
まだまだ 自慢できるタイムじゃないけど、この真夏にタイムアップするのは 異例ですね。
(真夏はタイムUP出来ないので、ほとんどの人が シーズンオフ してます。)
そう考えると、「頑張ってるなぁ~♪ 」と 認めてやらなきゃ!
更なるタイムUPが期待できる 秋・冬の走行が 楽しみですね♪
いっちゃん、無理して クラッシュするなよ! (お前は 前科モンやからな..... 笑)
その いっちゃんから依頼 されてる 「2基目のエンジン」 ですが.....
検証(測定)の結果、ベースとしては 良くないなぁ~。。。
各サイドハウジングは 問題なく 使えるけど、ローターは 2個とも ダメ!
画像は 測定できるよう 洗浄した ローターです。
両端部の開きは 従来のエンジン(FC・FD)でも見受けられるが、中央部の開きは少ない。
しかし、このローターは 均一して 開いてる。
これは どういう事か?って言うと.....
まず、走行距離が多いエンジンと考えるのが 普通です。
ローターが回転する方向とは逆に アペは 押さえつけられ、気密を保つ。
しかし、長い期間 繰り返されると、アペの溝が開いてきます。
画像の赤い矢印部分は サイドピースが 押さえつけられた 痕跡を残してます。
走行距離が 数万キロのレベルでは このような 「深い筋跡」は 残らない。
実際、聞いてみると 走行距離は 10万キロ以上は確実? らしい。
※ 中古車を購入したので 正確な距離は 不明! (メーターは 24万キロ !!! )
もう1個の ローターも 同じ症状だったので、
私の基準 「使える許容範囲 」 を遥かに超えてます。 残念ですが、使用不可!
エキセンも 測定しましたが.....
数値的に 少し 摩耗してる箇所もあるが、何とか使えるかな?
メタルの選択で 補えそうです。(振れは 0.02mmだったので OK ♪ )
今日は ここまで。 じゃあね!
郷田レーシング・郷田
by yamagouda
| 2015-08-21 22:17
| RX8
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