難儀な オイル OUT レットパイプ
相変わらず、調子悪いです。 それも かなり.....
本日 予約してた 歯科の経過観察をキャンセルしたぐらいですから。
※ 先生 & 衛生士に 風邪 うつしちゃ悪いんでね。
それに、鼻詰まり状態で 治療中は 口呼吸もできない為、頼りは皮膚呼吸だけになる! (ワシ、死ぬがな! 苦笑)

この先 年末年始までは 不定期な更新になるかも知れません。
その時は 「体調 悪いんやな」 とか 「仕事 忙しいんやな」 と、思って頂ければ幸いです。
ちなみに、昨日 サボった理由は..... 両方ですわ。 (笑)

まだ 回復する見込みがない状況なので 早めに帰宅し、体を労わります。
なので、前フリは無し。 仕事の話に入ります。 (ゴメンね)
土曜は..... アポを頂いてた 三重県のお客さんが来店。

FC3S エンジン他 補機類パーツを 軽トラに積んで来られました。
今回のご依頼は..... エンジンのオーバーホール その他 もろもろ
現在、エンジン依頼 や 大掛かりな作り物の依頼など、順番待ちの方々が多数 いらっしゃいますが.....
「納期は未定 そして、急かさない」 「山内が暇な時に進める」 という条件で 承りました。

それにしても 久しぶりの FC エンジンだな。 (13BT)
ベースとして 中古を 2基 購入したらしいが、使えるパーツがあると良いですね。

作業のほうは..... M村さんFD エンジン 最終段階です。
今回の作り物で 2番目に 厄介な問題..... オイル OUT レットライン!
※ 1番は やはり 追加インジェクター仕様ですな。 (苦笑)

画像で 灯りを照らしてる部分.....
タービンに入ったオイルがエンジンに戻る 「出口」 の部分ですわ。
フランジも 通常タイプと寸法が異なるので ワンオフ製作しましたが......
このタービン、センターコアが やたら小さく、真っ直ぐパイプを降ろしたら EX・フランジに大当たり !!!
おまけに 距離が短い為、自由なスペースは無理どころか ボルトを締めるのにも コツがいる..... (泣)

おそらく タービン と EX・マニホールドの接合部は Vバンドの設計だったのでは?
従来の T4フランジでは かなり 無理があるんでね。

とは言え、ここまで進めて 「不可能」 という言葉を 絶対 口に出してはならない!
何が何でも 形にする! それも クオリティを落とさずに......

まずは 下準備! 小指ほどの径しかないパイプ (16φ) の輪切り。
数年前、利尻FC を製作してた際、佐藤ちゃん (オートスタッフ) に言われたのを思い出したよ!
「全国の プロショップを回ってますが、そんな小さな輪切りを見たの、初めてです! (笑) 」
また 作りますよ!


赤い矢印、コンプレッサーハウジング との隙間と T4フランジ との隙間
歪みは許されない 絶妙な角度 (斜めに落とす) のクリアランスは 共に 2mm弱 !!!
勿論、脱着も考慮しての角度だが、何とか 知恵の輪で外れる♪ (笑)


これは 表側から見た画像。
角度は こちらからのほうが 解るかな?

これが 完成した オイル OUT レットパイプです。
右が タービン側で、左が エンジン側。
16φからの途中 抜けを重要視して 19φに太くしてます。 (抜かりはねぇよ♪)
装着すると.....

こんな感じ。
あとは 19φ 耐油ホースで繋ぐだけ。 (黄色い矢印部分 同士です)
エンジン本体 完成してるけど、21時回ったので また今度.....
今日は ここまで。 じゃあね!
郷田レーシング・郷田
by yamagouda
| 2019-11-26 21:24
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