ハイレスポンス仕様 完成!
仕事を終え 帰宅し、玄関の扉を開けた瞬間.....
全ての部屋が おでんのニオイで満たされてる! (汗) 

決して良い匂いとは思えない。 喜んだのは 初日だけだ。
今日で 5日目..... さすがに大好物とはいえ、飽きてきた。(苦笑) 

多分、明日がラストになるだろう。(なって欲しい !? 笑)
カレーは 1週間続いても苦にならなかったが、おでんは 4~5日が限界かもね。
さてと、書き出しが遅くなったので 仕事の話に入ります。
昨日は早朝から T君 FD (中部地方) のセッティングに出掛けてました。
いつもの神戸 某所で セッティング。
この サーキット仕様の FDは.....
郷田.R サイドポート加工 エンジン、TO4S BB 0.96 タービン、郷田.R オリジナル EX・マニホールド、
HKS GTウエストゲートⅡ、ORC 559ツインプレートクラッチ、SARD キャタライザー、HKS Vシステム etc.....
制御は パワーFCです。
初めて 某ショップから ご依頼されたのは 3年前やったかな?
当初、ご依頼を断ったつもりでしたが、半年後に再び 連絡があり、
「オーナー(T君) は 何年でも待つ覚悟なので、(依頼を)受けて貰えませんか?」 と 工場長。
「わかりました。 そこまで覚悟してるなら、もう少し 待てますか? 」 と前向きな返答を。
それから 3ヶ月 待って貰ったかな? 入庫 → 着手。 

そうそう。
このFD には ハンドメイドの オリジナル EX・マニホールド を製作・装着してます。
治具は作ってるけど、かなり時間かかるんだなぁ~。。。 (苦笑) 

懐かしい製作過程の画像 (2021.11月)
特徴は.....
エアポンプ装着可能(車検対応)なオール 60φ 3mm パイプ使用.....
フランジ以外 補強プレートを含む オールハンドメイド♪
ハイパワー狙いの 60φ ショートタイプですが、トルクも出る計算で製作..... どーなるかな? 

T君は パワーより レスポンス重視を望み、TO4S ボールベアリング タービンをチョイスしてましたが、
郷田.R のサイドポート加工エンジンと組み合わすには タービンサイズが チョッと小さ過ぎる!(汗)
とは言え、タービン交換は高額になるので 悩むトコでしたが、
不幸中の幸いか? 0.84 EX・ハウジングが熱により変形してて使い物にならない..... 

たまたま私の私物コレクションに 極上の TO4系 0.96 EX・ハウジングがあったので
ワンサイズUPして 排圧を逃がす事になり、あとはセッティングで どう出るか? 楽しみだ♪

徐々にブーストを上げて行き、ブースト 0.8K 時に 356馬力、トルクも 39.7Kgm を測定。(tcf 1.000 )
シャーシ―ダイナモ (ローラー) 換算すると もう400馬力だ!
オーナーからの希望 (400馬力) は すでにクリア確実♪ 

あとは 8.5ローターを使用してるので、燃料がどこまで 足りるか? ブーストを上げます。
※ 画像は 1.2K弱時のグラフです。
ブースト 1.05K 時に 392.6馬力 トルク 43.7Kgm
ローラー換算すると 430馬力は確実♪
しかし、この時点でインジェクター噴射量は 90%弱.....
今回、ノッキングが出ない良い子エンジンですが、ところどころ ノック値が少し上がる症状が !?
何かの振動を拾うのか? 無視して点火時期を上げても良いのだが.....
ここは安全マージンを取り慎重に。 (苦笑) 

結果 ブースト1.2K時 413.8馬力 トルク 45.93Kgm (tcf 1.000 )
ローラー換算だと 450馬力オーバーとなり、任務遂行♪
※ 一瞬 1.3Kまで上がるが、1.2K弱までたれるのがもったいない!
EVC 7に交換したら ブーストもパワーもまだまだ上がるけど.....
燃料(噴射量)が MAX..... (燃圧を上げない限り、足らんでしょうね。 苦笑) 

このグラフ計測の前に トルクも 46Kgm 超えてたけど、マップ修正で この数値に.....
3500rpm 前後で フルブーストかかるので、ドライバーがミスしない限り パワーバンドは外さないだろう。
どこからでも加速する ハイレスポンス仕様に仕上がりました♪ 

今日は ここまで。 じゃあね!
郷田レーシング・郷田
by yamagouda
| 2023-01-13 22:52
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